旅の記憶⑧ Palmyra,Syria
2005年 10月 06日
シリア砂漠の中央に位置する古代のオアシス都市、パルミラ。シリア、というか中東そのものに興味を持ったきっかけがこのパルミラだった。青い空と象牙色の遺跡のコントラストがとても美しくて、絶対見に行くんだって思ったのが今から3年前。けれどもヨルダンで、シリアから南下して来た人の話だとか、情報ノートによると「いまいち」とか「がっかり」だとかでモチベーションはやや下がり気味。でもまあ感じ方は人それぞれ。とにかくここをはしょる訳にはいかんのです。
私はその遺跡のバックグラウンドだとか歴史だとかにあんまり興味がなく(勉強したらもっとおもしろいんだろうけど)、だいたいビジュアルで好きか嫌いかに別れる。ペトラを見た後ではさすがに迫力では負けるけど、パルミラは好きな遺跡だった。特にアラブ城からの眺めは圧巻。こんな広大な土地に遺跡ごろごろってなかなかないと思う。うん。
暗くてわかりにくいかな
だだっ広いパルミラ。全てを見るには上に行くしかない、ということでアラブ城へ。ここからの景色は最高。パルミラへ行くなら是非アラブ城へも登って欲しい。そして夕日。日帰りでさくっと見て次へ行ってしまう人が多いらしいけどここで夕日を見ないのはもったいない!それに昼間は殺人的な暑さで命の危険にさらされるので、夕方から見てまわるのが良いと思う。
反対側はひょっこりお月様。満月まであと少し。
by asbeautifuldays
| 2005-10-06 23:47
| シリア・ヨルダン