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by asbeautifuldays
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カテゴリ:シリア・ヨルダン( 18 )

旅の記憶⑩ Hama, Syria

ヨルダン・シリアの旅、最後の地は水車の町、ハマ。ここを訪れた旅人全員が「居心地最高!」という。ハマの評判は日本でも聞いていて、絶対に行こうと決めていた。しかし、帰国へのカウントダウンは始まっており、ここの滞在期間は1日もない・・・しかも到着した日はもう疲れていて観光どころではなく、簡単な食事を済ませてインターネットカフェに行くだけで終わってしまった。で、翌日。お昼にはハマを発たねばならず、ヨルダンで一緒にペトラに行ったS嶋さんと偶然ホテルで再会し一緒に早朝から観光開始。

ハマの名物は水車。それだけ。しょぼいかと思えば、近くで見るとそれなりに迫力がある。
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↑(多分)18世紀に建てられたアゼム宮殿。とても素敵。
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↑中世ヨーロッパのような路地。雰囲気満点。
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ハマが他の町と大きく違う点は、緑の多さではないだろうか。町の至る所にキレイに整備された公園があり、どこか日本を思わせるのだ。ずっと砂漠だらけの乾いた景色を見慣れた目に緑はとても優しい。
朝早くに歩いたせいもあると思うけれど、人気もまばらだったハマの町。そのせいかダマスカスのような喧騒はなく、どこかのんびりした穏やかな町並みが印象的。ついついここに長居したくなる気持ちもわかるなあ。旅に疲れたら、ここで何もせずひたすらボーっとして過ごすのもいいかも。
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by asbeautifuldays | 2005-10-11 21:54 | シリア・ヨルダン
十字軍が遺したお城、クラック・デ・シュバリエ。地中海に程近いこの町は緑に恵まれ眼下には豊かな大地が広がる。ここが天空の城ラピュタのモデルだという話は、シリアを旅する日本人の間ではかなり有名。真偽の程はどうであれ、城内に足を踏み入れた瞬間、ラピュタのテーマソングが頭の中をぐるぐる回り、気分はすっかりシータなのであった。
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まさに天空の城、素晴らしい景色なのです
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城内を一人で歩いていたら、一人のガキ、いや少年が勝手にガイドをし始めた。どうせ後でチップを要求されるんだろうなあ、なんて思っていたら「ノーマネー」を繰り返すので、ま、いっかと後をついて行く。半分程見終わったところで「じゃ、バイバイ」と手を振る少年。しかし「ありがと」と返した瞬間キスを迫ってきたっ。「ふざけんなっ」と日本語で言い放ちその場を離れたけど、ただより高いものはないのかも・・・それにしてもアラブ人、子供といえど油断はならない・・・
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by asbeautifuldays | 2005-10-10 20:01 | シリア・ヨルダン

旅の記憶⑧ Palmyra,Syria

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シリア砂漠の中央に位置する古代のオアシス都市、パルミラ。シリア、というか中東そのものに興味を持ったきっかけがこのパルミラだった。青い空と象牙色の遺跡のコントラストがとても美しくて、絶対見に行くんだって思ったのが今から3年前。けれどもヨルダンで、シリアから南下して来た人の話だとか、情報ノートによると「いまいち」とか「がっかり」だとかでモチベーションはやや下がり気味。でもまあ感じ方は人それぞれ。とにかくここをはしょる訳にはいかんのです。
私はその遺跡のバックグラウンドだとか歴史だとかにあんまり興味がなく(勉強したらもっとおもしろいんだろうけど)、だいたいビジュアルで好きか嫌いかに別れる。ペトラを見た後ではさすがに迫力では負けるけど、パルミラは好きな遺跡だった。特にアラブ城からの眺めは圧巻。こんな広大な土地に遺跡ごろごろってなかなかないと思う。うん。

パルミラ全景そして夕日
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by asbeautifuldays | 2005-10-06 23:47 | シリア・ヨルダン

旅の記憶⑦ Quneitra, Syria

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クネイトラ。聞き慣れない地名であると思う。ではゴラン高原ではどうか。クネイトラはシリア、レバノン、イスラエル、ヨルダンに囲まれたゴラン高原の一部で第4次中東戦争時、イスラエルに破壊された元はシリアの街。シリア人にとっては忘れたくても忘れられない悲しい場所。現在は国連の監視下におかれ非戦闘地域となっている。前アサド大統領はイスラエルの残虐行為の記録として、ここを修復する事なく当時のまま残し、日本の自衛隊もPKOの一環でここに派遣されている。
クネイトラへは、まず内務省から許可証を貰いガイド(というより監視)に付き添われて見学する事になるが、常に監視されて勝手な行動は許されない。あたりまえか。しかもこのガイド、当たりハズレが激しく、中には金銭を要求したり写真NGの場合もあるそうだ。運ですな。
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廃墟。完全なる廃墟。
建物はかろうじて枠組みだけが残っているだけで、あとは瓦礫の山。壁だけでなく天井までも無数の弾痕で埋め尽くされ、教会は十字架でやっとそれが教会だとわかるほど徹底的に破壊されていた。そこは人が生活していた面影がまったくない、30年前に死んでしまったゴーストタウン。
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鉄条網の向こうは地雷の海。遠くに見える丘の上にイスラエル軍の要塞がある。
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民族、宗教、政治・・・アラブVSイスラエルの問題は根が深く私の理解をはるかに超えている。アラブを旅していると、どうしても気持ちはアラブ側に傾いてしまう。けれどどちらが良いか悪いかなんて判断は出来ない。
ここに住んでいた何万という人々が傷つき、苦しみ、家や家族を失った。想像はできるけど、現実として受け止めるのは難しい。この惨状を目の当たりにしても、「戦争」という言葉は平和ボケした自分にとって遠いところにあって、これらの傷跡もまるでリアリティがなかった・・・。
だけど考えてみる。
戦争って何だろう?
あとどれだけ血を流せば平和はやってくるのだろうか・・・?
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by asbeautifuldays | 2005-10-05 00:02 | シリア・ヨルダン
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旧約聖書が書かれた時代から現在に至るまで存在し続ける、世界最古の都市の一つであるダマスカス。ダマスカスは新市街と旧市街に別れており、世界遺産にも登録されている旧市街はオールドダマスカスと呼ばれ、ウマイヤドモスクもこの旧市街にある。長い間キリスト教とイスラム教の狭間で歴史に翻弄されながらも、長年都市としての機能と魅力を損なわない、気が遠くなるほどの「時」がぎゅっと詰まった稀有な街。ダマスカス・・・この響きがかっこよくて、とにかく早くどんなところか見てみたかった。
旧市街の迷路のように入り組んだ路地、石畳の道を歩いていると中世の世界に迷い込んだ様な錯覚に陥り、自然と方向感覚を失い(もともとない)早速迷う。世界遺産と言えど、道の両端には露店が立ち並び、しっかりとそこに人々の暮らしがあって、イスラム教徒とキリスト教徒が今でも共存する「LIVE」に満ちた街。雑踏の中でもゆったり流れる時間。都会では迷ってるヒマなんてないけれど(それでも迷っちゃうけど)、ここでは日常から離れて、ひたすら迷子になって雑踏と喧騒の不思議な世界に埋もれていたいと思った。
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by asbeautifuldays | 2005-10-03 21:41 | シリア・ヨルダン

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世界最古のモスクと言われるウマイヤドモスク。アラブ各国からの巡礼者でいつも賑わっている。元は教会との事で、内部はステンドグラスがあったりモザイクの壁画があったり、キリスト教とイスラム教が同居するなんともミステリアスで美しい空間。女性は髪と肌を隠さねばならず、異教徒の女性はねずみ男の様なマントをレンタルして入る(これが何ともまぬけ)。ムスリムの女性が身に纏うチャドル、一度着てみたかった・・・。中は荘厳で厳粛な雰囲気かと思えば、おしゃべりに興じたりお昼寝したりのリラックスムード。うろうろしてたら色々な人に話しかけられ、写真ももちろんウエルカムの何ともオープンなモスクであった。けれど一旦アザーンが響けば皆おしゃべりをやめ熱心に祈りを捧げる。
無宗教(一応仏教?)の私にとって、このアラブ人にとっての宗教のあり方というのがとても興味深く、それぞれが祈りを捧げる姿を飽きることなくずっと眺めていた。私はすっかりこのモスクと人々が発するエネルギーに魅了され、滞在中結局2回もこのモスクを訪れた。
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by asbeautifuldays | 2005-10-02 19:03 | シリア・ヨルダン
エル・ハズネから歩いて歩いて登って登って、もう歩けなーい・・・・という頃にようやくぺトラの終着点エド・ディルが現れる。
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エド・ディルは1世紀中後頃建てられた神殿。
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ビューポイントからのエドディル
エル・ハズネ同様50ミリには収まらないので上の二枚は広角LOMOくんで撮影。写真じゃわからないけどばかでかいっす。
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火星?グランドキャニオン?
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ペトラで撮った写真200枚弱。写真の選定も難しいけど全て紹介できないのが残念。エル・ハズネ、エド・ディル以外にも遺跡は沢山あるし、風景も最高。日本では殆ど無名のペトラ。本当に素晴らしい所だから色々な人に見てもらいたい。「ラクダはラクダー」と言いながらまとわりつく客引きがうざいけど。

登頂メンバー
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by asbeautifuldays | 2005-10-01 15:17 | シリア・ヨルダン
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おすまし
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がるるるるる

気を取り直して、今回の旅のハイライト、ぺトラ。
とにかくスケールの大きさに圧倒されっぱなし。めちゃくちゃ疲れるけど見て損はなし!所要時間12時間弱(休憩含む)、でもほんとはこんなにかからない(実は途中で遭難した)。
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シークと呼ばれる狭い道をしばらく歩くと、突然目の前にエル・ハズネが現れる。
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エル・ハズネはぺトラの見所のひとつで、紀元前1世紀~2世紀のものらしい。インディジョーンズの舞台になったのがここ。
今回は50ミリ1本勝負なので、これ以上近づくと全体が入りません(涙)
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しかもこのエル・ハズネ、はっきりいって撮影失敗。明るすぎてディテールがとんでしまった。帰り道でも撮ったけれど今度は暗すぎて×だった。くやしー。ほんとはとっても綺麗なのです。
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LOMOでも撮ってみた
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by asbeautifuldays | 2005-09-28 21:40 | シリア・ヨルダン
生物が住めない海。死海。
塩分濃度が極端に濃いためどんなかなづちさんでも浮かぶという。
はるばるヨルダンまで来たからには浮かばなくては!というわけで、同じ宿で飛行機でも一緒だったI君を誘って行ってまいりました。しかも途中でバスを降ろされた為そこからヒッチハイク。
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最初に見た瞬間、「キレーっ!!!」(生で見るともっとキレイ)
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透明度も高い。対岸はイスラエル。泳いで行けそう。
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早速浮かんでおります。なんとI君日本から新聞持参(笑)。しかも日刊スポーツ。
表現力が乏しくてうまく説明できないが、ラッコになった気分(は?)とにかく浮くんです!童心に戻ってもうおおはしゃぎ。しかし塩分がめちゃくちゃ濃い為、ほんのちょっとの傷でも物凄くしみる。私は指にささくれができてて、それが痛くて痛くて・・・しかも10分程ぷかぷか浮いていたら全身ぴりぴり。浮遊体験はわずか10分程で幕を閉じたのであった。。。ちなみにI君はいつまでも浮いていた。

浮かんでるわたし
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by asbeautifuldays | 2005-09-26 21:26 | シリア・ヨルダン

旅の記憶① AMMAN, JORDAN

喧騒の街 アンマン
1日中クラクションとアラビアンポップが鳴り響く
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日本から飛行機を乗り継いで24時間。最初に降り立ったのがヨルダンの首都アンマン。
初の中東、2度目の一人旅の緊張で飛行機ではあまり眠れず、体はもうめちゃくちゃに疲れていて、早く荷物を置いて楽になりたい一心でダウンタウンでバスを降りるとすぐタクシーを拾った。しかし運転手に今日泊まるつもりの宿クリフホテルの名を告げると、彼は一言「ああ、そこなら潰れたよ。いいホテル知ってるからそこに連れて行ってあげる」と言う。え・・・?まじ・・・?じゃ、じゃあ他のホテル、と地球の歩き方をぺらぺらめくっている間にタクシーは走り出し、あっという間にそのホテルに着いてしまった。で、私の荷物を勝手に持ってホテルのカウンターへ。え?私今日ここに泊まるの?しかも10JDて高いし、別にきれいじゃないし・・・やだなあ・・・。いや待てよ、クリフって本当に潰れたのか?いや違う。もしそうならその情報がネットで流れるはず・・・。ここにきてやっと頭が動き出し(遅っ)このオヤジがホテルからのコミッションの為に嘘をついて、ここまで連れてきた事に気づいた。で、あわてて「ここには泊まらない。潰れててもいいからクリフに連れてけ」と言うとヤツは「そう、じゃあここからは歩いて行け」と冷たく言い放ち、さっさといなくなってしまった。。。で、いきなりアンマンのど真ん中に放り出された私は、スーツケースをごろごろ転がしながら5、6人の人に道を聞いてやっとクリフについた時は身も心もくたくただった(案の定潰れてなんかいなかった)。。。この出来事、今思い出しても腹がたつ。しかもタクシー代もぼられてた。
チェックインすると何人かの日本人がいて、その中には飛行機で見かけた顔も。とりあえず荷物を置いて情報ノートをチェックして、その夜はホテルに泊まっていた人達とディナーを食べに街へ繰り出した。一緒にご飯を食べたメンバーは学生だったり、社会人だったり、殆どが一人旅。とりあえず日本人に会えた事でさっきまでの緊張と不安、運ちゃんへの憤りもどこかへ飛んでいき、自己紹介したり、それぞれが行った国の話で盛り上がり中東第一日目の夜は更けていったのであった。。。

クリフホテル人気の秘密
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by asbeautifuldays | 2005-09-25 21:00 | シリア・ヨルダン