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by asbeautifuldays
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もともと読書は好きですが、最近は貪るように読んでます。昨日読み終わった本はコレ。お勧めの本があったら教えてくださいな。

アナは白血病の姉、ケイトのドナーになるため遺伝子操作で生まれてきたデザイナー・ベイビー。臍帯血に始まって輸血、骨髄とケイトに対して様々な医療上の貢献を強いられてきた。しかし13歳になったアナは、ケイトへの腎臓提供を拒み弁護士を雇って両親を相手に訴訟を起こす。自分自身の体を守る為に。腎臓を移植しなければ死んでしまうケイト。そして裁判の行方は?

アナ、ケイト、母親のサラ、父親のブライアン、兄のジェシーとそれぞれの視点で書かれていてそれぞれに感情移入してしまいます(弁護士には共感できなかったけど)。皆が皆傷を負い苦しんで、誰が正しくて誰が間違っているか、なんてわからない。それぞれが家族を愛しているのに全員が苦しんでる。
アナが勝っても負けても誰かが傷つきハッピーエンドなんてありえない。だからどうやって締めくくるのか気になっていたんですが、まさかあんな終わり方とは。。。最後の最後でタイトルの意味がわかるんですがとてもショッキング。
訳のせいなのかアメリカンなせいなのか、表現の仕方でちょっとイラっとする部分があるものの、家族とか命とか色々考えさせられた本でした。

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最近のわたし
まだ咳は少し残っているものの、復活しました。
健康ってスバラシイ!!今回は病院で先生の膝の上にゲロを吐くという失態をしでかしてしまったため、ほとぼりが冷めるまでは健康でいたいです。
ちまみに巷では花粉症が大流行ですが、花粉症じゃないのは職場でなぜか私だけ。
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by asbeautifuldays | 2007-02-22 21:47 |

グロテスク

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光り輝く、夜のあたしを見てくれ。
堕落ではなく、解放。敗北ではなく、上昇。
昼の鎧が夜風にひらめくコートに変わる時、和恵は誰よりも自由になる。
一流企業に勤めるOLが、夜の街に立つようになった理由は何だったのか。
桐野夏生HPより


何年か前に起きた東電OL殺人事件をモチーフに書かれてます。慶応卒で東京電力に勤めるキャリアウーマンでありながらも、夜は娼婦として街に立っていた被害者。
モデルとなった被害者と名門高校の同窓生3人の人生がそれぞれの手記を通して語られてます。

怪物的な美貌を持った為に、男に求められる事でしか存在意義を見出せない生まれながらの娼婦ユリコ。自分の存在を認めてもらおうと一生懸命努力するのにすべてが空回り、どんどん壊れていく佐藤和恵。天才的な頭脳を持ちながらも大学では1位になれない挫折からカルト宗教へのめり込んでしまうミツル。この世のものとは思えない美貌の妹を憎み、努力することを放棄し「悪意」という鎧を身に纏い三人を傍観する姉の「わたし」。

そして高校を卒業して約20年後に、ユリコと和恵は娼婦として同じ犯人に殺される。


上下巻と長いのですが一気に読んでしまった。今、かなり消耗してます。食欲ないです。
4人とも極端なキャラにも関わらず共感してしまう部分が少なからずあり、自分の黒い部分を見せつけられたようで苦しいです。
とにかく全編に漂う負のパワーに飲み込まれ、読むのを止めようかと思いながらも怖い物みたさでページを繰る手が止まらない。
妬み、嫉み、劣等感、優越感、差別、エゴ。まさにグロテスク。終盤の和恵の手記が特にすさまじい。死に物狂いで勉強して名門高校へ入学しても、努力しても超えられない美貌のユリコや天才ミツルがいる。一流企業に入社して必死に仕事をしても結局認められず徐々に崩壊していく様がリアルで。そしてやっと手にした自分の居場所。腰まであるかつらを被り、厚化粧を施しガリガリに痩せて3000円で身を売る。
「光り輝く、夜のあたしを見てくれ。」・・・痛すぎる。

でも主人公と思われる語り手の「わたし」の言動も常軌を逸していて、実はこちらの方が怖いかも・・・。

ほんとに人間のダークな部分を書かせたら、桐野夏生に勝る作家はいないのではないでしょうか。そして読むたびに打ちのめされるにも関わらず(「OUT」なんて傍に置いておくのも嫌で早々に売ってしまいました)、手にとってしまうのは何故だろう。
ただし読んだ後は暫く立ち直れないので、ペースは半年か1年に1回位ですが。
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by asbeautifuldays | 2006-12-17 20:13 |
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このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…。死神 リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATH NOTE」。ここから、二人の選ばれし者「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが始まる!! かつてないスリルとサスペンス!! by アマゾン

結論から言いますと、面白かった!
原作を読まずに映画を見たんだけど、話もわかりやすくダヴィンチ・コードのように無理なテンポでもないので置いてかれる事もなし。割とスローな前編に対し後編で一気に加速。2時間半という時間があっという間だった。ラストも良かった!
ただどうしても???な箇所があったので、その後コミックを一気に読破しました。

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←コミックの方は絵がすごいよ。上手すぎ。


さすが人気があるだけに面白かった!ライトとL、その後のニア、メロとの頭脳・心理対決が壮絶。ジャンプを読むチビッコ達には理解できたのかなあ?お姉さんはわからなかったよ。1回じゃ。
ただLの存在が物凄く大きかっただけに、Lがいない2部になってからはちょっと失速しちゃったかな。話も複雑になってわかりにくくなっちゃったし。しかもデスノートの扱いが軽くなってるような。。。そしてやっぱり未だ1部の最後は納得できんです。
でも面白い事には変わりないし、久しぶりに漫画にはまりましたよ。特にラストなんてほんとどきどき。

んで、映画に戻りますがやっぱり原作を読んでしまうと説明不足の感は否めませんが、それを差し引いても面白いと思います。南空ナオミや高田清美のエピソードは原作より私は好き。そしてラストもLファンの期待に応えてくれたし。
全12巻の長いストーリーの面白い部分をいい感じに繋げてまとめてるなーという印象でした(映画化は1部だけですが2部の要素も絡んできます)。Lもいい味だしてたし。
超原作ファンでない限り楽しめると思います。
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by asbeautifuldays | 2006-11-20 21:48 | 映画/ドラマ